旧盆にて

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旧盆という風習になれない自分がいる
亡くなった人が現世に戻ってくるというような
すごく曖昧な認識をしている
この期間
自分の頭をふとよぎるのは
やはり母の事で
命日と同様に
母の事を思い出す

母は僕が幼少期の時に
ガンで余命宣告を受けた
その後
手術を行い
余命僅かと言われていたが
僕が成人するまで
頑張って生きながらえてくれた
生きてくれただけではなく
教職について
ストレスフルな現場で一家を支えるために
身を呈してくれた

僕は幼少期の時より
母が病弱で
何かにつけては
死ぬのではないか
とビクビクしていた
なので家庭の中では
従順な子供のフリをして
真面目に 真面目と思われるように生きてきた
家族との会話も
自己主張はせず
何か反発するような事をすれば
母がいなくなるのではないかとビクビクしていた
高校に入って
挫折して高校デビューをするまでは
子供として
摸倣となるような
あくまでも
努力家を演じるような人になってしまった

社会に出て
真面目に
努力して
人に従順なつもりだったが
自己出張が出来ない分
仕事が出来ず
それ以上に不幸せだった
学業から離れると
他者から孤立してしまった
その折病的になるのは
しょうがないと思う

母を襲った病気は
母だけではなく
結果 僕を精神を蝕む事となってしまった


うまく仕事をこなす事が出来ない理由を狭まれれば
僕は前述した流れで
仕事が出来ません
とは言うに言えない
原因や理由を求める職場、事業所のやり方は
なんとなく
嫌悪してしまう

人は人に触れられたくない
核となる物語を抱えている
それが問題を作ったとしても
話すか話さないかは
話す相手との関係性があってのものだと思う

出来ない理由を話せと言うのは
野暮ではないかと思う

話せないのなら
話せないなりに
違う所で
頑張るしかない





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